比例とは?

比例という言葉、聞いたことありますか?

「難しい」「聞きたくない」と思っている読者。

このブログを見れば比例が得意になるかもしれませんよ?

日常生活における「比例」

数学は日常生活に置き換えることでより楽しく学ぶことができるかと思います。

では比例は日常生活においてどのような例が見られるか。

お風呂のお湯をためる

お風呂のお湯をためるのは比例の関係になっていることは知っていましたか?

例えばお風呂をためるとき、1分間で10cm高さが上がるとしたら70㎝たまるまで何分かかるか考えてみましょう。

1分間で10cm溜まることがわかっているのであれば、2分後は何cm溜まるかはわかりますよね?

2分後は20cm溜まっていることは明確です。3分後は30㎝になりますよね。時間が2倍になると溜まる量も2倍に、時間が3倍になると溜まる量も3倍に…

ではこれお風呂にお湯を図で見てみましょう。

 

表にまとめてみると以下のようになります。

時間[分] 0 1 2 3 4 5 6
溜まる量[cm] 0 10 20 30 40 50 60

 

では以上のことから1分間に10㎝お風呂にお湯が溜まることを知っていた場合、70cm溜まるのに何分かかるかはわかりますよね?

お湯を出してから7分待ってあげればお湯は出来上がります。

 速さと距離の関係

日常生活において徒歩や自転車、電車、車などを利用して遠い距離を移動していますよね。

では遠い距離を移動をする際には徒歩より車や電車を利用する方が早く目的地に着きますよね?

これも比例です。

では歩いた時と自転車に乗ったときの時間と距離の比較をしてみましょう。

歩く速度を5km/hとし、自転車の速度を10km/hとします。そこで30分ごとに5時間移動します。

ではこれらを図で見てみましょう。

競争

表にまとめてみると以下のようになります。

時間[h] 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0

徒歩の(5km/h)
距離[km]

0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0
自転車の(10km/h)
距離[km]
0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0

上の表を見ると一目瞭然ですが、速度が速い自転車の方が時間を追うごとに長い距離を移動していることがわかりますね。

比例の性質

以上のことから比例はある値が大きくになるにつれて、他の値もそれい対応して大きくなる。

例えば時間が2倍、3倍、4倍になれば、それに応じて
距離であったり水の溜まる量も2倍、3倍、4倍となる。

【演習問題】

速さ60[km/h]で走る車が30分ごとに距離[km]を計測します。以下の表を埋めてみよう。

時間[h] 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0
距離[km] 0 30              

答えは次のブログで!

 

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