英語の文章を読んだとき、文章で使われている英単語はわかるのに何が書かれているのかは全然わからない。でもどうしたらいいのかわからない。
英語の勉強をしていると必ずぶつかる問題ですね。ここで「英語わかんない」と挫折して苦手意識を持ってしまうことが多いように感じます。本当にもったいないことですね。でも実は、「英文法」をしっかり勉強すればたとえ英単語が少々わからずとも文章の意味がわかるようになります。
この記事では英文法の勉強法について解説していきます。
構文は「自分に教えて」理解する
勉強では、理解していないことは人に説明できません。逆を言えば要所を抑えてわかりやすく教えられることは、完璧に理解しているということです。
誰か話を聞いてくれる人がいれば一番いいのですが、いつもそういうわけにもいかないと思うので、教える人がいないときには「自分に対して」教えてあげましょう。
参考書の例文や英文法の問題があったら、英語の構造がどうなっているのか?を答えを見なくても頭から最後まで説明できるようになりましょう。
構文は音読で丸暗記
参考書などで英語の構文や英文法の形について説明している部分があると思います。
そこを読んで英文がどういう構造になっているのか理解したら、例文などの英文を暗記しましょう。
This box is too heavy for me to lift.
(この箱は私が運ぶには重すぎた。)
この例文では、…するには~すぎるという意味のtoo~to構文を使用しています。
英語の勉強すべてに通じることですが、英語の文章は音読して覚えましょう。
書いて覚えるという人もいるかもしれませんが、「書く」というのは正直非効率な勉強法です。1回書いている間に音読だったら何回でもできます。勉強の大原則は「反復」です。
私の場合は学校で友達と日本語の問題を出し合って英語で答えるなどといったやり方で反復し、定着を図っていました。
目で、口で、そして耳で覚えましょう。
文法用語を覚える
- 名詞や動詞、形容詞などの品詞の名前
- be動詞とは
- 過去形、未来形
- SVOとは
- 形容詞と副詞の違い
- 三単現のs
など。
文法を勉強したときに、こういった文法用語は覚えましょう。
参考書や学校の授業で出てくるので、わからないとついていけなくなってしまいます。
ですから、自分で自分に先生になったつもりで教える、問題を出し合うなどして反復していくことが必要です。